写真館に行くということ

【家族写真や七五三で写真館へ】写真は子供の自己肯定感を高める

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そのスマホの写真、形にしてますか?

スマホが世に出て来て10年以上経ちました。

1億総カメラマンと言われる現代です。

自分でなんでも、いつでも、写真が手軽に撮れるというのは便利ですよね。

けれども、撮ったデータをいつでも見えるように形にされているでしょうか。多くの人は、スマホの中に、データを入れたままにしているのではないでしょうか。

それは本当にもったいないことです。

そのスマホ、いつ壊れて使えなくなるかわからないですよ。

新しいスマホに買い換えたら、データを入れ替えるから大丈夫?

本当にそうでしょうか。

大人って、なかなか忙しいものです。

今度、やろう、と思っているうちに2年、3年という月日が恐ろしく早く過ぎているものです。

私がいい例なのですが、今度成人式を迎える長女が生まれたのは本当にまるでついこの間のことのようです。苦笑)

結婚した相手がたまたま写真館の息子だったので、長女は幼少の頃はよく義理の父にも写真を撮ってもらったものです。

そうした写真は、ちゃんとアルバムにしてとってあったり、パネルやフレームにしていまだに家に飾っています。

リビングには家族写真や子供の小さかった時や七五三、二分の一成人式の写真。子供たちの部屋にはそれぞれの幼い時からわりと最近までの写真が、壁に自分を主張するように(笑)しっかり飾ってあります。

で、中学1年の次女は言います。

「わたし、かわいかったよね。こんなときもあったんだね。」

そして、私は知っています。彼女が七五三の時のアルバムをとても大事にしていて、時々見返しては、満足そうに、見終わって閉じることを。

自分が、周りの大人たちに誕生を喜ばれ生まれてきたこと。

そして今までちゃんと大事に育てられてきたということ。

そんなことをちゃんと感じてくれている、ということは、実際、彼女の自己肯定感という意味において、うちにある写真たちは一役も二役も買ってくれているのでは、そんな風に思えるのです。

いつの時代でも子供にとって、自己を肯定する気持ちというのはとても大事なものだと思います。

節目節目の写真がちゃんと残っていて、よかった^^

うちのお店は今年でオープンしてやっと15年になりました。

お隣の白鷹町の義父の店から独立し、この山形市で全くのゼロから始めたお店なので、とにかくずーっと大変で、「いのせんと」なんて言っても誰もうちの店のことなんて知らないし、いつも支払いに追われているような生活で、しかももちろん土日は休みじゃないからなかなか子供たちと一緒に過ごす時間がありませんでした。

そんな生活でしたが、子供たちはそんなことをちゃんとわかってくれている、という安心感は、大げさに聞こえるかもしれませんが、なににも代えがたいものです。

でももし、結婚した相手が普通に会社勤めの人で写真に興味のない人だったら。娘の写真はきっとこんな風には残っていなかったと思います。

私も写真館の息子と結婚してしまったので、今でこそ写真を撮らせてもらっている身ですが元々はそんなに「写真大好き!」だったわけではありません。

ただ、子供が大きくなってしまった今となっては、節目節目の写真がちゃんと残っていてありがたかったな、家族の歴史だな、としみじみ感じるのです。

普段の写真もぜひプリントしては?

何気ない普段の家族を撮った1枚や、風景などの写真も、気に入ったものはデータの状態からぜひ形にして、さわれるように、普段から目にすることができるようにしておくことをぜひオススメします。

しつこいようですがいつの間にか時が過ぎ、ま、いっか・・となってしまいがちだからです。

私もスマホで撮った写真はみんな形にしないまま、いつのまにかスマホを何年かごとに交換しているうちに、結局どんな写真が残っていたのさえかよくわからないままになってしまっています 苦笑)

失敗だと思ったり、飽きたら消去、を繰り返すうちに古いものからだんだんなくなっていきますし、データの状態のままでは結局「見ない」ままいつの間にか忘れてしまうことになりがちなんですよね。

パパ・ママカメラマンを自負するあなたも、節目にはプロの写真で残して欲しい

スタジオの照明や小物を使った写真は、アルバムなら独自のレイアウトで製作しますので写真セレクトで見た時とは全然違った仕上がりになっていて、驚かれることと思います。

実際初めてのお客様へ七五三などのアルバムをお渡しする時は

「わーかわいい!」

「おー!いいね〜!」

などと言っていただけて、本当に嬉しく思います。

「お家でも何度も見てね」

と言って、お渡しします。

七五三写真や普段着の家族写真をフレームに入れて、また人気のキャンバスフォトパネルにして壁に飾れば一瞬でお部屋の雰囲気が変わると思いますよ。

疲れて帰ってきても、そこにお子様の可愛い笑顔の写真があればきっと心も和むと思います。

そして写真は時間と共により貴重なものへと変化してもいきます。

私たちはお客様の「宝物」を創っています

お店に入ってすぐの壁に飾ってあるニューボーン(新生児)のキャンバスフォト。

時々お電話で、

「撮影料はいくらですか?」とか、

「1枚いくらですか?」とか、

「全部でいくらかかりますか?」

などの質問をいただきます。そして、色々な場合の値段を細かく聞いて、

「じゃあ、検討します」

・・・ちょっと待ってください。

値段だけを写真館選びの判断基準にされることは全くもってオススメしません。

なぜなら、私たちはそのお子様や親御さんの、あるいはご家族みなさまの「宝物」を創っているからです。

わざわざ写真館に足を運んでプロに写真を撮ってもらう。

モニターを見て気に入った写真を選んでアルバムやパネル、フレームを注文する。

これ、どういうことかわかりますか?

・・・

・・・そして私たちは、注文をいただいたら心を込めて作ります。

つまり写真館の写真はオーダーメイドなのです。

アルバムレイアウトを考える時は、お着替え中や撮影の時のお子様の嬉しそうだった情景を思い出しながら、また、そういえば大きくなったら幼稚園の先生になるって言ってたなぁ、どんなステキな先生になるかしらとあれこれ考えながら写真を組み合わせていきます。

家族写真のキャンバスフォトを作る時は飾ってもらった時のお家の様子を想像しながら金槌でカンカンと作ります。

撮影の時は冬でも背中に冷たい汗をかきながら撮影しています。(でも家族写真はそのご家族の雰囲気を撮らせてもらっている、と言ってもいいかもしれません。)

お子様の撮影の時はどうしたらその子らしさが出るか、撮影を緊張しないでいてもらえるか、といつも考えています。

逆に元気になりすぎてしまいそうな時もあります。そんなときは撮影の合間に休憩を入れたりフッと力を抜く時間を作ったり。(休憩はセット替えのときもしてもらいますが)

予算5.000円なんですけど

「家族写真撮りたいんですけど、予算5,000円なんですけど、撮れますか?」

申し訳ありません。家族撮影ですと撮影料を5,000円いただいております。

そして何パターンか撮影させていただき、そのあとモニターを見て気に入った写真を選んでいただいております。

チェーン店ならスタッフの目を見なくても事足りる?

いま、本当に便利な世の中になって、なんでもネットで買えるようになりました。

今日注文すれば明日には品物が届いてしまう、なんというすごい世の中なんでしょう。

写真館だって、もしかしたらチェーン店なら写真を撮ってお店から出るまでスタッフの目を見なくても事が足りてしまうかもしれません。

でも、私たちは、お客様ともっと繋がっていたい!と思っています。

「今度は七五三で来ます!」

「うちの長男東高入ったんだー、俺(私)に似て優秀なんだー。今度入学写真撮りに来るね」

「うちこの間離婚して母娘3人になったんです」

「うちの子ADHDで、ちょっと学校で大変でー。毎日学校まで一緒に歩いて通ってるんです」

もっと色々聞かせてください!

そのご家族のことを思い寄り添いながら、私たちはそのご家族の宝物を、ずっと創っていきたいと思っています。

これからも、いのせんとをどうぞよろしくお願いいたします。

 Photo Studio いのせんと 電話:023−629−6605

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山形市にあるPhoto Studio いのせんとです。 自然な笑顔や表情を撮影しています。
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